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2009年7月17日 (金)

二度目の真実

てんやわんやのどたばた再育児が新たに始まり
産後の肥立ちも何とやら
ものの本には二十日は寝たきり
食事も寝ながら食べれる物を…

と書いてある
(寝ながら食べるって…!じゃ歯磨きも寝ながら?んな訳ないか)
なんて

家族三人
改め
新人含め家族四人
育ち盛りの小学生がいる我が家


では誰が御飯を
誰が洗濯を?掃除を?
埃じゃ死なないらしいが私は我慢ができない

洗濯物は渇かない

目の前にあるものが見つからないと
プチプチ切れている夫に頼るにも限界を感じていたのは
今に始まったことではないし
つい口より先に身体が動くのは性分


母を始めとする人生の先輩方に産後をナメてはいけないと言われながらも
普段はここに仕事が重なる訳で
なんて色々言い訳しながら動ける範囲で頑張っている

でもここからが今回の二度目の真実に値する
と、言うのも身体が丈夫なだけが自慢の私に
思い通りにならない産後の身体を実感させてくれる毎日の
始まり始まりとなりました


そもそも切迫早産気味だったのも
産後ダラダラゴロゴロする術を身につけさせるためだったのでは
と思うほど


よく初産は、二人目は、なんて比較されますが
私の感じた二度目の真実を…
確かにありました
二回目ならでは!


まず出産そのものの痛みは同じ
心構えがあった分
楽か?

いや
やはりあの内側からメリメリと裂き割けるような痛みは同じで
二人目は早い早いと言われていて
痛くても早い分楽に通れるのか思っていた私が甘かった

確かに早い
私は病院に到着してほぼ4時間で出産になった
長男が24時間と考えればほぼ6分の1

でもそういう問題でなく陣痛クライマックスの痛みぶっ通し4時間
初産が鈍行列車なら
二度目は目的地まで止まらない特急列車
(手加減なし選択の余地なし!に乗車)

前回は徐々に痛くなりつつ丸一日
長いが
我慢の種類が別であった

ただ
この痛み
確実にゴールがあるので我慢が出来る
赤ちゃんが出てきてくれれば


あれっ!

てくらい消えるのだ。
だから
私は頑張った
もうすぐ会えるちびの為に
頭が見えた!

はいバーから手を離して呼吸を楽に…
やった
やっとゴールだ

陣痛の痛みは…
って
痛っ
いてててててて
何これ?
誰かが下半身にのって
ぐいぐい押してる&なにかが
グワシグワシギュギュギュギュとえも言われれぬ痛み
切り傷の尖る痛みでなく身体のなかの鈍痛なのだ
しかも出産直後から


「なんですか(涙)この痛み…」

「後産よー!二回目からのが痛いわね(明笑)」

うっそー知らなかったものこんな痛み
私の横では初産の時よりは落ち着いたものの
それでも興奮覚めやらぬ夫が笑顔で
「よく頑張った!」なんて言っている

ちょっと私…まだ頑張ってるんですけど…(涙)な痛みだった
もう一つ
緩んだ骨盤!だ

分娩台からベッドに移動し一段落ってなにより
びっくりしたのがガクガクな腰回り
しかも起き上がる度に腰の付け根が看護士さんも

ん?
てほどガクガク鳴るしかもその度走る痛み
これにも参った

ここから始まるマイナートラブル
初産で通った道の上を必ず通り
私の場合重症化していた

一人目の時おざなりにし、
なんとなく読み聞き過ごしていた産後〜…
なんてものも真剣に取り組まないと何十年後かに
骨盤の中に内蔵が落ちてくる!なんて
事実を体感し実感し予想出来る日々である

実際まだ家の中でうろうろしてるだけだって
夕方には下半身に違和感を感じるのだもの

なんか落ちてる…っ
やっぱ大事にしなくちゃいけない
二十日横になれというのも
身体が落ち着くのにそれくらいかかると言うことだ
先日母乳外来にかかりその時に産後の不安を色々訴えてみたが

やはり時間がまず一番の治療薬
緩みきったこの身体は元に戻るんだろうか
産前にはいてたパンツ
(ズボンね)ははけるんだろうか

退院後
すぐこっそり試したが泣きたい位に散々な下半身だった
ぱっつぱつ…
快適なパンツとの余裕、肌とのあたりはまったく無く
もともとタイト目が好きな私のクローゼットは無駄に見えた
でも助産士さんに頂いた一言でほんの針の希望が棒位にはなった


「大丈夫!戻ります!二ヶ月後(笑)、まだ二週間ですよ、
それで戻そうと思うこと自体が既に身体に悪い」


まーた私は焦ってたんだなぁと勇気づけられた帰路なのでした

「そんなのはけなくたっていいじゃん!めぐはめぐ(夫談)

有り難う(涙)
でも違う…

産後三週間たつ今もその現実を、引きずる今日この頃だが
若かったあの頃と違うのは焦って手に入れる無理な綺麗より
体力も気力も漲る二人の子を持つ綺麗な母さんになりたい
そもそも無理や背伸びは不自然なんだと気づかせてくれた今回の妊娠、
出産に感謝しつつ
あるべき自分の姿を見直してもいる
健康でなくちゃはじまらない
私を求め手を伸ばしてくる小さな手があるかぎり


かあさん頑張るよって
毎日毎日思っている


産後のママ
何もしないでとはいわないけれど
赤ちゃんが寝てる時はやりたいことを封印して寝てください


ずーっと言っている一番の美容法
睡眠
何よりのからだと心と肌を癒す美容液になります


二ヶ月後からでなーんにも遅くないって
ゆっくりゆったり子育てしましょう

焦ったら
間違いなく
大東も寝てるっ!て
思ってください

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2009年7月 3日 (金)

忘れたくない気持ち

家族三人で乗り越えると決めた今回の出産は
思い返せば二度目とはいえ家族と夫婦の絆
またお産の現場や携わる助産婦さん看護婦さん
時を同じくして出産に挑んだ同士の皆さんとの信頼と
心のやりとりを改めて感じる日々となりました


同じ方向を向いています


書かねば忘れる
忘れたくないと思いここに記します


まず
妊娠〜出産〜産後〜育児
という過程に必ず毎回新しい発見があり
様々だと言うこと

また
逃げずに向き合うことで自分や相手も成長し術を養って行くこと
どんなに馴れ合った相手でも相手からでなく諦めずに
自分から感心を持ちアプローチすること


笑顔と明るい声と表情で
相手や物事を敬うこと


また受け入れること
天候や季節も前向きに感じること


楽しく生きて行く為に
自分のために
とても大切なこと


自分自身がきれいでいるための努力

耳を傾け見回すこと
優しく捕らえてあげること

赤ちゃんを身篭ると母はその身体で赤ちゃんを守る
その身体の中でまた弾力性のある袋で包み
胎盤というコンセントで繋ぎ全身を使ってその命を育む
守りまた、産まれようとする身体の機能と赤ちゃんにぶれはない
目的に向かいただ真っすぐ必死にゴールへ向かっているのだ
赤ちゃん達それぞれが出口へ自ら向かうその日まで


今回思ったのは
その時期をちゃんと赤ちゃんが計る
ということ
我が子もちゃんと計っていたのだろうな


出てこないで〜もう出てきていいよ〜なんで出てきてくれないの
まで体験させてくれました

お腹の袋に入れて一緒に歩いたあんな場所こんな場所が
二度とない貴重な時間だったのだと


出てこれば自分一人で背負っていたあらゆる不安から
今度は母として身が二つになった言われようもない心配が
湧くように見舞ってくる
子育ては
思うようにはいかない


だから
母も子も育つのだ

そして
それは沢山の手を必要とし母親が自ら手を伸ばすことでしか
より良い環境は手に入らないと来ている
困ったら声を上げればいいのだ
でもそれを出来ないお母さんは沢山いる


実際私もそうなんだけど
割り切れない思いと自分でできたらやってしまいたいとつい
甘えることを遠ざけてしまう
でもそれじゃ身体がもたないんだろうな


今回はどこで産もうかと考えた時
過剰なサービスなどは要らない
とにかく前向きに出産を捉え導いてくれる事

それは
病院だけの問題ではなく
受診している妊婦さんの表情に一番現れている

出産を人任せでなく自分で乗り越えるのだという志しが見えてくる
精神状態だって不安定な時期
でも私自身においてはそこで特別扱いされることは
性格上居心地が悪いので


そこから考えた末
慣れ親しませて頂いた大きな総合病院での出産に決め
産婦人科にかからせて頂いた
結果は
大正解だった

普通分娩の私は五日間入院のまるで合宿
我が子と共に授乳からおむつまでの親子トレーニングだ
妊婦さん一人一人にとってはスペシャルな出産日だが
その日を同じくして迎えた母同士の言葉にならない一体感は
何とも言えない


そして一日中授乳〜おむつに追われる一日を五日間の中で
身体に植え付けて行く大病院さながらの赤ちゃん&ママの多さだが

日がな一日中そして夜中の静まりきった病院の新生児室の明かりは今
自宅に戻った私を強く支えている

私の病院の産科のスタッフの皆さんは
赤ちゃんを見てくれるだけでなく私達母親を強く支えてくれた

そこに
「いけない」「ダメ」の文字は無く
頼りない我が子に戸惑うストレスを上手に逃してくれた

お母さんがストレスを溜めないことが一番
数字や指南書より赤ちゃんの様子
そしてママの笑顔が一番の処方箋だとその行動で示してくれた


過剰に口も手も出さずに目は細かく行き届くとはこの事かと…
そして皆さんが必ず一日中笑顔でいらした


とかく規制が多く雑誌でもページ数を割いてうたわれる母乳育児
本ならば一冊になるほどだがやっていけないことと
やらねばいけないことが多くて合わないと思っていた

だが
私は今回初とも言えるリベンジ母乳育児に挑戦している
前回は上手く行かなかったのだ
しかも仕事を優先するうち身体は仕事モードに戻って行った
さて今回は自ら進んで経験してみようと頑張っている

がっぷり正面から赤ちゃんと四つに組まないとなかなか上手くいかないが
いまのとこ二時間から三時間おき
まぁ機嫌もいい
何とか運べてるのかもしれない
でもこれも病院の看護婦さん助産婦さんのおかげに間違いない
なにより無理をしないことを教えてくれたのだから


妊娠中
沢山本を読み知識が頭の中を占めていたが
今は我が子の笑顔が一番の指南書となっている


産後一週間始まったばかりの久々子育てだが
夜中はキツイと感じることもある
でも

私のそれを支えるのは
今日も必ず明かりが灯る我が出産病院の
あの新生児室の明かりがあるからだと思う
忘れられない帰る場所がまた一つ増えた気がする


産まれたばかりの赤ちゃん達の泣き声は何よりものエネルギー
この瞬間を大事に励んで行こうと思う



追伸
でもやはり
十年前とは身体が全然違う妊娠中に身につけた
昼寝のくせは治せない気がする…

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