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2007年6月21日 (木)

私の都市対抗観戦記

今年も都市対抗野球の季節がやってまいりました
・・この大会に全てをかける思い、勢い、重要さ身にしみて感じています。

正直に言えば私の場合、この大きな大会を身近に感じたのは
 
夫が社会人野球新日本石油ENEOSの野球部監督となってからですが、
夫にとっては社会人デビューしたときから切っても切り

離せない一年の全てをかけた企業同士の、
いえ、都道府県同士の熱い熱い戦いなのです

社会人野球というのは企業の看板を背負っているわけですから
勝つということは
会社の名前をアピールきるということ、
そして選手の前にその会社の会社員なわけですから

「業績を上げた」に等しいわけです。
又、負けるということは野球部存続にお金がかかる以上、

仕事が出来なかった=「損をさせてしまった」という風に
他の社員の皆さんに思われても仕方なく

野球部存続にかけても明暗を分けるそんな戦いでもあるわけです

都市対抗の本選ともなるとその緊張感、
プロ野球のそれとは違い、会社、そして県という看板を背負い
その名にかけて戦いあうのですから

まさに戦国時代さながらです

そして一勝一勝勝ち続けないことには真の王者にはなれず
一つも落とす訳には行かない訳です
戦う選手も会社も応援も一つにならねば勝つことは出来ず、
勝つと言う事は、それら全てが評価されたに等しいほどの
喜びの一体感でした

その一体感、戦う選手に情が移ってしまうほどの身近さがプロと大きく違い、
シーズンを通して勝ち負けの数で順位が決まる、
今日負けても明日から勝てばいいということが通用しない分
切羽詰るし、また普段の選手たちの苦労、
長所を知っていればいるほど一発勝負の怖さ

また運の強さが勝敗をまたチームの明暗を分けてしまうのですから

祈らずにはいられないわけです。

私も野球選手の嫁を10年やっていますが
これほど応援に喉を枯らした事は無いほどです

思い起こせば去年の夏、夫の都市対抗初采配で予選落ちしたときの無念さは
言葉にすることは出来ず
その後本選が終わるまでの二ヶ月間の長さ
私たち家族では何の慰めにもならず、
次の日に結果報告へと会社へ向かう夫の小さな背中だけが思い出されます

これが社会人なのだと強く思ったことも確かですが
そこから冬の日本選手権へ向けての猛特訓は
選手の皆さんが心を一つにせねば乗り越えられなかったのだろうと思います
一つ一つの勝利がここまで重たく大きいと、私たち家族にとっても
その時々の嬉しさや、悲しさは体験したことは無いものでした
というより、
予想をはるかに超えたスポーツの凄さ素晴らしさでした。

同じチームの奥さんたちとともに気持ちを一
とにかくチームが勝つことだけを願い一致団結
自らの夫だけが活躍できればいい・・そんな気持ちは毛頭無く
とにかく勝ってほしい、繋げてほしい、頑張れ!!
それだけなのです

結婚してればなおのこと一番近くで頑張る夫の姿を見ているわけですし、
夫がその時間、懸ける思いなどは半端でなく、家族はまた沢山の我慢も強いられます
少しブウブウ言ったり、次の休みはいつ?なんて聞こうものなら理解してない!
とけんかになるわけです

山のようにしましたそんなケンカ(うちだけかな?)
我が夫は「そんなもの我慢じゃない!、それが理解できないこと自体が
野球選手の嫁として失格だ!!!」
と・、何度言われたか
しかも待ちに待ったオフシーズンも成績が振るわなければ楽しい訳も無く、

地雷がそこらじゅうに埋まってる状態
どこをつついても爆発するわけです


もう一つ愚痴ってもいいでしょうか・・
ある日家を出る夫の後姿に向かってあくまでサラリと

「今日何時頃に帰ってくる?」
と聞くとくるりと振り返って一言、怒りの形相で
「なんでっつ!?」
そのままくるりと行ってしまいました
その後電話をかけてきた夫は謝るかと思いきや

「帰る時間を聞く嫁が野球選手を駄目にする」といい、ブチッ
こんな調子な訳です,個人的な話で横道にそれましたが・・
あくまでも我が家の例です

ですが勝ち負けは運だけではなくその練習量に比例するのではないでしょうか、
夫は言わずとも思っていると思いますが、
油断したらおしまい、
練習であれなんであれ全て一つ一つが完全燃焼。

個人競技ではなく団体競技。
都市対抗野球は応援に至るまでが全てチームの一員なのです。

さて、神奈川県予選を第二代表で決めることの出来た
 新日本石油ENEOS
最後の三菱ふそうとの戦いでは
一塁側のスタンドが全て埋まるほどの社員の皆さん、
そして応援団の皆さん、バンドやチアーの皆さんが声をからし
腕を振り上げ楽器は高らかに突き上げる応援団の皆さんの拳に

さらに心は一つになり大声を上げました
声が枯れるほどの大きな声が自然と出てしまう
こんな経験をしたのも社会人野球を私が体験できたからです
大声を出しすぎて軽くめまいが起こるほどの体験など、
大人になってからしたでしょうか


スタンドには
野球部OBの方々が厳しくも優しく暖かく見守ってくれています
私を見つけてくだすったOBの皆さんからは

「大丈夫だよ」、「きっとやってくれるよ」
と励ましてくださります

初回から、先発で投げ続けた廣瀬投手、
エースの意地をこれでもかと見せてつけてくれます

その気合は同じグランドに立つ選手一人一人に、
そしてスタンドにいる私たちに伝わります

三塁の宮澤キャプテンの声が良く出ています
選手全員が声を掛け合い、
肩を叩き合い、
ナイスプレーには褒め喜び合い、

ミスを二度起こさない、いい意味での気合が私達に伝わります

七回、
 初回から投げ守り続けた廣瀬投手から
150Kmの速球を投げる切り札 田澤投手に交代となりました
「頼むぞ田澤」・という声が廣瀬投手から聞こえそうでした。
そしてピッチャー交代の時には必ず託すボールを手にマウンドへ向かう大久保監督
田澤投手へとボールが渡りました
代表を懸けての戦いに緊張の一瞬ではありましたが

それを覆す、守る、支える八人の姿がグラウンドの中にありました
そして、ベンチの中にも。

七回、八回と交代の際には必ずお互いを確認しあい
廣瀬投手は後輩を必ずベンチの外まで迎えに出ていました

「いいぞ、できるぞ、やれるぞ!」と言ってるようです
その言葉の前にもう、もしかしたらは付かない。
その思いが強くなり
九回裏抑える田澤投手への田澤コールが一つになり
夜空に激しくうねりを上げます。

ファールボールを追いかけうろちょろしていた息子もいつの間にか私の横で
「田澤、田澤」と声を張り上げています

皆が自然に立ちあがり思いが一つになっています
他にはもう何も見えないほどでした。

最後のツーアウトから最後のバッターが打ち上げたフライを
キャッチしたその瞬間


大歓声とともに流れる紙テープ、
飛び出してくる選手、
喜び合い抱き合う選手の姿が
涙で見えなくなりました


偶然にも私の前で観戦してくださっていた福本OB会長も
「おめでとう、良かった、確実に強くなってるよ」
力強く握手をしてくださいました

大人も子供も皆前のフェンスへと駆け寄り喜びの輪が
又大きなものとなりました
この二年間の「力の結集」が導いた結果をまさに見て、
噛み締めた瞬間です


どんなときも、どんなときも頑張ってくれた選手、
又支えてくだすった会社と沢山のスタッフの方々に
心より御礼申し上げます

又沢山の勝ち負けを見ながらも信じ励まし選手を支える礎である
美味しいお食事と寮を守ってくださる
矢田さんご夫妻
新たな側面から支え一致団結に多大なる力と
選手の眠れる才能を引き出してくれた
名トレーナー成瀬さん
あらゆる試合にも駆けつけ支えフォローしてくださる広報部の皆さん
新人として誠実に精一杯東奔西走してくれた前橋君
一人として欠かせない力です
八月には本選が始まるわけですからそこに備え
ますますの気合が入るところですが

気を抜かずに大舞台に立つ事を思う存分満喫し
今までとこれからの力の結集に
感謝の気持ちで頑張ってほしいです

勝つことを楽しむ・・そんな強いENEOSを期待しています

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2007年6月19日 (火)

空とホウセンカ

真夏のような太陽が照りつけ夏がやってきた。。
というような感じですが
梅雨、とうとうやってきたかと思いきやなんだか
子供の頃から経験してきたようなしとしとと続く雨でなく

降るとなればどっと降り合間は真夏のような日差し

最近季節の変わり目があいまいで
長い冬がやっと開けたあの嬉しさや
梅雨明けのギラギラした太陽の潔さを見ることが無い

私が小さな頃の梅雨は本当に雨がしとしと降り

家の窓から降る雨のしぶきを眺めたり、
または家の中でスプリングの利いたソファの上
トランポリンの如く思い切り跳ね回り
母に怒られた思い出が懐かしい

日本,アジア特有とは言えど
植物動物全てにおいて必要な梅雨

私の大好きな米もサツマイモもとうもろこしも作物などは
季節の移り変わりを経ることは物の味を変えると思います
自宅の玄関にある鉢植えだって私が巻くホースの水より
太陽と空からの雨を待ち望んでいる感じです

地球温暖化が叫ばれていますが
こんな身近に感じることは近年あったかなと思います
そういえば冬だって短かったような気がする
時間が早いのは年を取ったからか・・
いや、それだけじゃないはず

大丈夫なんだろうか地球

でもこの季節我が家恒例の行事・・といっても二回目ですが
息子とともに何か育てよう大作戦
緑がぐんぐん大きくなるこの時期に
庭のプランターで出来る花や食べれる植物に挑戦!

昨年トマトに挑戦した息子は見事プチトマトを収穫し
楽しみ半分最後にはしっかりいただいた

ちなみに息子は野菜嫌い
これは、わが母の提案で去年からはじめてるんです
この春はほうれん草
朝ご飯に大きくなったほうれん草を摘みに行かせ
それをその場で洗っておみそ汁にさっと入れる
食べてました、食べてました


20070616_2
この夏はきゅうり
苗ではなく種から
鳥に新芽を食べられつつもそれでも愛着がわいているよう
そしてもうひとつ今回は春に学校で植え、
余ったホウセンカの種を貰ってきました

というのも育てることの楽しさが少し身についたよう
この春学校で植えたホウセンカ

順調に芽が出たそうですが中でも強く育てる為
一つ残して他の芽を全て抜いたそうです
抜いた目がしおれていくのが可哀相だったらしく


それを懸命に説明してくれた息子
早速余った種を庭のプランターに植えました
それからというもの
植物育て名人ばばの適切な指導のもと、
水をやる毎日出てきたいくつもの芽に霧吹きを掛けたり
きゅうりに米のとぎ汁をやってみたり
息子には教えています

空次第だよって
きゅうりとホウセンカが一番頼りにしているのは
空なんだって


20070616
というのも
子供って一人前に扱われることを喜ぶんだなぁと
わが息子を見ながら思うんです

いい子であれとプレッシャーになってはいけないとは
思うのですがどんなときも

お手伝いというより
一つの力として頼りにする
任せる


大人に余裕がある場合ですが
見守りながら手出しせず
褒めて伸ばすくらいの気持ちで

心に余裕が無いときや、忙しい時、時に支度でてんてこ舞いの
台所ではお互いの為に無理することは無く

男の子でも女の子でも
子供のやる木の種を植えるのも
芽を出すべく程よく手を出してあげることも
育てることを楽しむ上ではポイントかもしれません

成長だけは同じ瞬間をもう一度体験することは出来ないのですから

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2007年6月14日 (木)

嬉しい速報です

昨日我が新日本石油ENEOS
無事都市対抗野球第二代表に決定しました!!!!!

ばんざーいばんざーいっ!嬉しさと感動です。

とにかくこの為に

一年間選手の皆さん、
クラブハウスの皆さん、
選手の家族の皆さん、
関係者各位の皆さん

が頑張り続けた結果がやっと実ったことに感謝です。

深く深く御礼申し上げます

去年から続くスローガン

「力の結集」
まさにこれが一つになり

夢を夢のままで終わらせない皆の力
ENEOSを押し上げました
本当にありがとうございます
先ずは報告です

詳しい報告リポートを早急に書きますので
楽しみに待っていてくださいね!

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Photomahalo1

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2007年6月 8日 (金)

応援よろしくお願いいたします

現在都市対抗野球神奈川県予選開催中です

この夏の
社会人野球の最高峰を狙い
全国から強豪が集まります

神奈川県は中でも優勝候補の強豪がそろい
本戦へ勝ち抜くべく戦います
それはさながら本戦の決勝にふさわしいほど

今度のENEOS登場は11日ナイターでの
戦いになります

どうか、どうか皆様、お気持ち一つ
応援のほどよろしくお願いいたします

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2007年6月 6日 (水)

山形にて

今年六年目となる山形さくらんぼテレビの特番
「わがまま、気まま、旅気分」
この度収録してまいりました

六年・・毎年一回呼んで下さった山形の皆様に感謝です
六度目の旅でも改めて感心するのは
山形県そのものの生産物のクォリティの高さ
それはもちろん携わる方々の一重に努力なのですが
私は昨年までの五年間
美味しい美味しいとばかり言い続け
その変わらない美味しいにたどり着くべくの努力や、
維持し続ける事の大変さを
表現できていなかったと反省
その思いを例年より強く感じながらの
今回の山形の旅となりました


旅の相手は山形県酒田出身
上々颱風の白崎映美姉さん
Photo_4

もう六年この旅でご一緒しています
そしてこの旅に無くてはならないエンターテイナー
姉さんは本業はミュージシャンなので
山形の大自然を鋭い感性と宇宙のような懐の深さで
優しく強く突っ走ります

私は、姉さんに触発されながら癒されながら旅を進めます


山形もすごいですがこの姉さんも毎年パワーアップ
そして山形を愛する気持ちは私にも伝染するわけです
愛すべき山形県
ここをどうリポートするか
逆に毎年難しくなるわけです


さて今回は山形の誇る名酒の数々をご紹介するということで
酒好きな私達としてはみ
なぎる意欲
また米どころでもあり水も美味しい
そこに蔵元さんの手が加わることで
それぞれにど
う変化をするのか


今回
五つの蔵元さんに行きお味見をさせていただきました
味わった日本酒の数はおよそ十五
味わいもそれぞれ違うのですが
その香りの高さ繊細さ一つとして同じ物はなく
それを表現することの難しさ
自分の語丈の足りなさが情けなくなるほど
この美味しさをどう伝えたらよいのか・・・
香りってフルーティで、だけではないよなぁ
雑味の無いすっきりとした香り・・どれも
舌に乗せての味わい
喉を通るときの飲み応えや
残り香と又味わい


私はいつも思います
テレビを見てくださる方々の代表で味見をさせていただいているのだから
美味しければ食べたいなぁと思っていただけるように
お酒なら、飲みたいなぁと思っていただけるように伝えたいと


でも難しかったぁ
改めて食べ物リポートの奥深さ、又作り手の皆さんの思いや、
愛を感じるたびに背筋
が伸びるのです
今回の日本酒も作るというより育てるというほうがふさわしく
その味には蔵元さんのこだわりと杜氏さんの気迫がこもっていました

Photo_3

そしてお米つながりで美味しいおせんべいにも出会いました
オランダせんべいってご存知ですか

これは山形でも大変ポピュラーな家という家には必ずある!
ねぇさんが声を上げる
ほど
塩味の薄焼きせんべいなのですが
これが・・・手を出したら止まらない
味付けもさることながらお米そのもののほっかりとした、香ばしい味わい
これは酒田の酒田米菓さんが昔から変わらぬ製法で
手間をかけ時間をかけ目をかけ丁
寧に作っているもの
お米からおせんべいになる所まで見せて頂きましたが
その長い工程たるや近年のハイテク化で省略化などはもっての他!
暑い熱い工場の中で沢山の職員の方がお煎餅を見守っているのです


それなのに、それなのに・・このオランダせんべい
お値段が一袋にサックサク入っていて

130円(税抜)!!!!!
いろんな意味で涙の出るお味
山形といえば果物にしてもお酒にしてもお煎餅にしても
また
今全国的に話題のブランド豚三元豚にしても
Photo_2

その美味しさは良い材料が揃うことも大切ですが
それに携わる人々の丁寧な目と変わらぬ思いと、
りが支えているのだなと
心から思いました
大切なものを支える人々の目
綺麗です

ぜひ6月17日の放送をご覧下さい

Photo_1

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